岡山県で受け入れ可能な技能実習生の職種は?

岡山県で受け入れ可能な技能実習生の職種は?
この記事の目次
  1. 岡山県の特徴
    1. 岡山県の基本情報
    2. 岡山県の活発な産業
    3. 技能実習生を受け入れやすい岡山県
  2. 岡山県の産業に合った受け入れ可能な職種は?
    1. 繊維・衣服関係
    2. 食品製造業
    3. その他
  3. 技能実習生受け入れの補助金
  4. 岡山県で日本文化に触れる技能実習生

岡山県の特徴

岡山県の基本情報

  • 人口 1,898,237人
  • 有効求人倍率 2.01倍(1人につき2社が募集している)
  • 県内の技能実習生の人数 9,099人(2019年6月末)
  • 県の総人口に対する技能実習生の割合 0.48%

岡山県は、人口に対しての技能実習生の割合は全国的にみても高いです。技能実習生受け入れ数№1の愛知県は0.5%です。

岡山県の活発な産業

岡山県は製造業などの第2次産業の生産額の割合が高く、全国でも有数の工業地帯である水島臨海工業地帯があります。県南部の倉敷児島地区では、古くから木綿が栽培されており木綿の織りや縫製技術があります。これにより、地場産業として帆布産業が発達しました。

技能実習生を受け入れやすい岡山県

岡山県は、技能実習生の交流に力を入れています。岡山市では外国人材受入支援セミナーや、美作市ではベトナム人の人口増加に伴いベトナムとの交流企画を続けています。 県を挙げて技能実習制度をはじめとする外国人材の受け入れに積極的であるため、受け入れやすい県であるといえます。
弊組合では、ベトナム・ミャンマーの2ヶ国からの受け入れをしております。

岡山県の産業に合った受け入れ可能な職種は?

岡山県の地場産業は繊維産業があることがわかりました。技能実習制度には、繊維・衣服関係は13業種22作業あります。その中には帆布製品製造職種もあります。
また、岡山県で実際に技能実習生が受け入れられている数が多い職種は、食品製造関係の「そう菜製造業」、繊維・衣服関係の「婦人子供服製造」、その他業種の「溶接」です。

職種ごとに50%以上行わなければならない必須作業があります。詳しくは作業名をクリックしてください。

繊維・衣服関係(13職種22作業)

職種 作業名 特定技能 3号移行
紡績運転 前紡工程 × ×
精紡工程 × ×
巻糸工程 × ×
合ねん糸工程 × ×
織布運転 準備工程 × ×
製織工程 × ×
仕上工程 × ×
染色 糸浸染 ×
織物・ニット浸染 ×
ニット製品製造 靴下製造 ×
丸編みニット製造 ×
たて編ニット生地製造 たて編ニット生地製造 ×
婦人子供服製造 婦人子供既製服縫製 ×
紳士服製造 紳士既製服製造 ×
下着類製造 下着類製造 ×
寝具製作 寝具製作 ×
カーペット製造 織じゅうたん製造 × ×
タフテッドカーペット製造 × ×
ニードルパンチカーペット製造 × ×
帆布製品製造 帆布製品製造 ×
布はく縫製 ワイシャツ製造 ×
座席シート縫製 自動車シート縫製 ×

食品製造業

職種 作業名 特定技能 3号移行
そう菜製造業 そう菜加工

その他

職種 作業名 特定技能 3号移行
溶接 手溶接
半自動溶接

技能実習生受け入れの補助金

岡山県の美作市では、団体監理型の外国人技能実習生受入事業の経費の一部を補助することにより、市内企業の有する製造、加工等の技術の海外移転及び海外企業との技術交流を図るとともに市内産業の発展を目指すことを目的として外国人技能実習生受入事業補助金の交付が制定されています。詳しくは、美作市HPよりご確認ください。

岡山県は技能実習生に日本文化に触れさせることができる

実習実施者(受け入れ企業)の中には、日本の文化や習慣に外国人実習生が触れることができるイベントを企画したり、体験を催したりしている企業様もいます。技能実習生の中には、日本への憧れをもっている人たちがたくさんいます。

日本の文化を教えてあげる機会を作ることで、実習生も実習に身が入り、さらに一緒に働く日本人とのコミュニケーションもとれます。

岡山県には、温泉地や日本三名園の後楽園など、日本らしさを感じる観光スポットが多いので、技能実習生を連れて行ってあげるのもいいかもしれません。弊組合で受け入れを行っている国、ミャンマーでは敬虔な仏教徒が多いので、日本に来てもお寺は人気のスポットです。