広島県で受け入れ可能な技能実習生の職種は?

広島県で受け入れ可能な技能実習生の職種は?
この記事の目次
  1. 広島県の特徴
    1. 広島県の基本情報
    2. 人口比率で技能実習生が多い広島県
    3. 広島県の活発な産業
  2. 広島県の産業に合った受け入れ可能な職種は?
    1. 機械・金属関係
    2. 食品製造業
    3. その他
  3. 広島県の技能実習生受け入れ態勢

広島県の特徴

広島県の基本情報

  • 人口 2806千人
  • 有効求人倍率 2.09倍(1人につき2社が募集している)
  • 県内の技能実習生の人数 16,242人(2019年6月末)

人口比率で技能実習生が多い広島県

技能実習生が一番多い県は自動車産業などの工業が発展している愛知県です。愛知県は 技能実習生の受け入れの歴史があり圧倒的に受け入れ人数は多いですが、広島県は県の総人口と比較すると、技能実習生の人口割合が高いです。

そのため、街中で外国人技能実習生が働いていることは稀ではなく、県として受け入れの実績があります。

都道府県別技能実習生受け入れ人数

1位 愛知県 38,283人

2位 埼玉県 18,092人

3位 千葉県 17,249人

4位 広島県 16,242人

法務省在留外国人統計より

都道府県別人口あたりの技能実習生の割合

1位 広島県  0.57%

2位 愛知県  0.50%

3位 千葉県  0.27%

4位 埼玉県  0.24%

(2019年6月付近の都道府県別の人口から計算)

広島県の活発な産業

広島県の産業は、造船・鉄鋼・自動車などの重工業を中心に発展し、電気機械・電子部品の最先端産業まであらゆる産業が発展しています。

広島県の産業に合った受け入れ可能な職種は?

広島県は鉄鋼や自動車の製造が発展しているため、「機械・金属関連」での受け入れが多いです。さらに職種別にみると「溶接」「プラスチック成形」、食品製造関係では「そう菜製造業」が多く受け入れられています。OTIT 平成30年度業務統計より

職種ごとに50%以上行わなければならない必須作業があります。詳しくは作業名をクリックしてください。

機械・金属関係(15職種29作業)

職種 作業名 特定技能 3号移行
鋳造 鋳鉄鋳物鋳造
非鉄金属鋳物鋳造
鍛造 ハンマ型鍛造
プレス型鍛造
ダイカスト ホットチャンバダイカスト
コールドチャンバダイカスト
機械加工 普通旋盤
フライス盤
数値制御旋盤
マシニングセンタ
金属プレス加工 金属プレス
鉄工 構造物鉄工
工場板金 機械板金
めっき 電気めっき
溶融亜鉛めっき
アルミニウム陽極酸化処理 陽極酸化処理
仕上げ 治工具仕上げ
金型仕上げ
機械組立仕上げ
機械検査 機械検査
機械保全 機械系保全
電子機器組立て 電子機器組立て
電気機器組⽴て 回転電機組⽴て
変圧器組⽴て
配電盤・制御盤組⽴て
開閉制御器具組⽴て
回転電機巻線製作
プリント配線板製造 プリント配線板設計
プリント配線板製造

食品製造業

職種 作業名 特定技能 3号移行
そう菜製造業 そう菜加工

その他

職種 作業名 特定技能 3号移行
プラスチック成形 圧縮成形
射出成形
インフレーション成形
ブロー成形
溶接 手溶接
半自動溶接

広島県の技能実習生受け入れ態勢

実習実施者(受け入れ企業)の中には、日本の文化や習慣に外国人実習生が触れることができるイベントを企画したり、体験を催したりしている企業様もいます。技能実習生の中には、日本への憧れをもっている人たちがたくさんいます。

広島県には全国13カ所にある外国人技能実習機構(OTIT)の広島事務所があります。また、技能実習生受け入れの支援を行っている団体、公益財団法人国際研修協力機構(JITCO)の広島駐在事務所があります。技能実習をはじめ、外国人材の受け入れに係る制度の総合支援機関です。不定期に技能実習制度に関するセミナー講演が開催されています。