介護技能実習生採用の面接の為、ミャンマーへ行きました
介護技能実習生採用の為の面接をするため、ミャンマーへ行きました。
今回面接に行かれたのは埼玉県の特別養護老人ホームの施設長の方。すでに2019年9月に介護技能実習生が1名施設に配属されており、来年受け入れる2期生を面接しました。学力、修学への耐性や意欲を重視する法人様で、今回は応募条件を大卒以上としました。面接前に行った事業説明会では、1期生が実際に生活している宿舎の写真や、配属施設を撮影したムービーを用いてわかりやすく説明をしていただきました。また、先月配属された実習生からミャンマー語でのメッセージ動画も上映し、面接参加者は時折笑いながら見入っていました。日本での生活の楽しさや視察の雰囲気等が話されたそうです。
応募者は28人で、そのうち、応募資格を満たし且つ送出し機関ミャンマー・ユニティのスクリーニングをパスした7名が面接に参加しました。3人と4人に分け集団面接を実施、候補者は最初に1分程度日本語での自己紹介をしました。集団面接は1組2時間ほどかけてじっくり行われました。面接を行った施設長様からは自己紹介自体は定型文ですが、イントネーションや間など、伸び代が見られて良いと好印象。
どの候補者からも強い意志が感じられ、特に将来の夢、介護を選んだ理由等に対し明確な回答が聞けてよかった。前回の面接よりも、質問に対する回答の質が上がったように思う。全員が愛想がよく元気で、回答もよかったので選考はとても難しかった。介護の仕事は力を使うシーンあるため背が低すぎないこと、痩せすぎていないことを基準に選んだが、内面は誰を選んでもおかしくなかった。
このような感想をいただきました。こうして無事2名が内定の内定が決まりました。内定者2名には日本のお土産が手渡されました。合格した実習生へのプレゼントとして日本のお菓子や文房具を用意してくださる実習実施者もいらっしゃいます。
翌日、内定者のご両親を呼んで、家族面談を行いました。ご両親は、娘が日本で高齢者の介護をすることはとても誇らしく、自分も若ければすぐにおたくで働きたい、それと日本に既にミャンマー人の先輩がいるのは心強い、と言っていました。
合格した2名はこれから10か月間N3相当の日本語と1か月間介護の知識を身に付けるため勉強します。日本に入国してきてくれるのが今から楽しみです。