日本で働く介護技能実習生の寄付によりミャンマーの地元に寺院が建設されました!

日本で働く介護技能実習生の寄付によりミャンマーの地元に寺院が建設されました!

21世紀マンパワー事業協同組合所属のミャンマーから日本に来た技能実習生MAI KHIN MAR YEE(マイさん)が、 来日から3年かけ、ミャンマーの地元の村にお寺を建設しました。


マイさんは日本に来る前から地元の村に寺院を建設することを決意していました。 しかし、コロナ禍やミャンマーで起きた政変の影響もあり建設期間は予定よりも伸びました。 また、建設中にマイさんの父親の亡くなるなど、多くの苦難がありましたが、マイさんはさらにお寺を建てる思いを強くしました。

建設された寺院はマイさんの地元の村で一番大きく、村民みんなの夢だったそうです。 日本での技能実習が始まった2019年8月から、いただいた給与のほとんどを費やし ついに完成しました。 ミャンマーでの寺院の完成は受け入れ企業も一緒に応援していただき、完成を喜んでいただいています。

ミャンマーの文化

ミャンマーは国民の9割が、上座部仏教を信仰する敬虔な仏教徒です。上座部仏教は出家して自身の解脱を目指すことを重視しますが、ミャンマーも例外ではなく、お寺へ修行に行っています。

ミャンマーの文化ではお寺はとても重要な存在です。日本で働いているマイさんの寄付によりミャンマーでお寺が建設されました。

日本行きを希望するミャンマー人について

マイさんは介護職種で実習中のミャンマー人技能実習生です。 技能実習制度により多くの国の人が日本にきていますが 昨今、円安の進行と各国の経済発展により、国によっては日本行きを希望する方を集めることすら難しくなっています。

一方で、軍事クーデターが発生したミャンマーは全く状況が異なります。 欧米各国からの経済制裁により、ミャンマーは失業者増大、通貨暴落、物価急上昇に見舞われ、生活困窮者が急増しています。そのため家族の生活を支えるために海外で働きたい若者が急増しています。

そして今、ミャンマーでは日本行きを希望する人が急増しています。 理由として、文化、国民性、文法が似ており、先進国で唯一日本がミャンマー人に対して在留資格がおりやすいことが挙げられます。アジアの先進国、美しい国、あこがれの国日本。今、日本で働くために日本語を学ぶミャンマー人が急増しており、日本語能力N4保有者も多数出てきております。 そのような状況の中マイさんは日本で働き ミャンマーのためにお寺を建て 大きな貢献を果たしています。